AIで無音動画に効果音と音楽を追加する方法
Luma Ray 3.2で作った無音動画に、2通りの方法で音を付けました。映像を見てAIが選んだ効果音と、動画の長さにぴったり合わせて作った音楽を比べます。

見た目は素晴らしいのに、音がまったくないAI動画もあります。Luma Ray 3.2はその好例です。カメラワークも光の表現も見事ですが、音は一切ありません。画面収録や以前生成した動画、音声が使えないスマートフォンの映像も同じです。無音だと、よく撮れた映像でも未完成に感じられます。
「動画に音を追加」なら、映像はそのままで音を付けられます。「効果音」モードではMirelo SFX 2.0が映像を解析し、画面で起きていることに合う音を生成します。「音楽」モードではElevenLabs Musicが動画の長さに合わせて曲を作ります。以下では同じ5秒の動画に両方のモードを試し、仕上がりを比べます。
元になる無音のLuma Ray 3.2動画
動画生成ツールでLuma Ray 3.2を使い、テキストから5秒、720pの動画を生成しました。モデル一覧でLumaには無音と表示されています。音声トラック自体を生成しないモデルです。
ビンテージの赤いバイクが、夕暮れの黄金色の光の中、曲がりくねった海沿いの道を走る。眼下の岩壁には波が打ち寄せ、カモメが滑空していく。バイクを追う低い位置からのトラッキングショット。温かみのある映画のような光。
効果音:映像に合わせて音を付ける
Mirelo SFX 2.0は各フレームを見て、動きや場面に合う効果音を組み立てます。プロンプトは必須ではありません。この例もプロンプトなしで作りました。遠くの雷鳴や画面外のにぎやかなカフェなど、映像に映っていない音を指定したいときには便利です。
音楽:動画の長さに合わせて曲を作る
ElevenLabs Musicは動画全体を見て、その長さにぴったり合う曲を作ります。プロンプトではジャンル、雰囲気、楽器を指定できます。空欄にすると、映像からモデルがスタイルを選びます。今回はドライブに合うエネルギッシュなギターロックを指定しました。
ドライブに合うエネルギッシュなギターロック
用意するもの
- 長さ1~60秒、最大70 MBの動画。
- 編集済みの動画。このツールは音声を追加するだけで映像は変えないため、トリミングやカットは先に済ませてください。
- 話し声を残すかどうかの判断。動画内で人が話している場合は、その声を残せます。
- 必要に応じて、付けたい音や音楽を説明するプロンプト。
手順
- 「動画」セクションの「動画に音を追加」を開きます。動画生成ツールで無音の動画を作るモデルには、設定のすぐ下にこのツールへのリンクがあります。
- 動画をアップロードします。
- 「追加する要素」で「効果音」または「音楽」を選びます。どちらも、その動画にかかる料金が表示されます。
- 付けたい音のイメージが具体的にあれば、プロンプトを入力します。
- 効果音を付ける場合、動画内に話し声があれば「元の映像の音声を残す」をオンのままにします。音楽を付ける場合、「音楽の下に元の音を残す」をオンにすると動画の元の音声が残り、その音が大きくなると音楽の音量が下がります。
- 「音を追加」をクリックします。完成したMP4は画面と履歴に表示され、ダウンロードできます。
プロンプトの例
効果音なら、画面外の音や目立たせたい音を説明します。
遠くの雷鳴と、トタン屋根を打つ雨音
にぎやかなカフェ。カップが触れ合う音と、控えめな話し声
音楽なら、ジャンル、雰囲気、楽器をいくつか指定します。
柔らかなピアノが入った、落ち着いたローファイ
効果音と音楽、どちらを選ぶ?
| モード | モデル | 向いている動画 |
|---|---|---|
| 効果音 | Mirelo SFX 2.0 | 乗り物、自然、街、スポーツなどの動きや空気感。実際に撮影したような音を付けたい映像 |
| 音楽 | ElevenLabs Music | 広告、リールやショート動画、スライドショー、ショーリールなど、環境音よりBGMが欲しい動画 |
両方を重ねることもできます。まず効果音を追加し、完成した動画をもう一度アップロードして、「音楽の下に元の音を残す」をオンにして音楽を追加します。
料金
| 動画の長さ | 効果音 | 音楽 |
|---|---|---|
| 5秒 | 10クレジット | 4クレジット |
| 15秒 | 29クレジット | 10クレジット |
| 60秒 | 113クレジット | 38クレジット |
料金は動画の長さによって決まり、開始前にボタンに表示されます。問題が起きた場合はクレジットが戻ります。
動画をアップロードして、映像に合う効果音か、動画に合わせた音楽を選びましょう。
動画に音を追加

